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ジモイチのひとりごとコーナー

ジモイチのひとりごとコーナー

  • レンゲが咲きました

    更新日:2017.04.13  発言者:チームジモイチ

    若松区で農地などの保全活動を行っている「蜑住の環境を守る会」では
    レンゲにより地域の景観を良くする活動も行っています。
    今年は、レンゲの発芽が悪く、昨年より花が少ないところもありますが、
    ちょうど見ごろとなっています。


    蜑住地区では地域全体でレンゲ米を栽培しており、一帯の田んぼがレンゲに覆われています。

  • 【取材報告】合馬たけのこが美味しい理由。

    更新日:2017.03.06  発言者:チームジモイチ

    今回は、合馬たけのこをはじめ、県内のたけのこを加工しているとみ川商店㈱代表取締役冨川 渉さんに合馬地区の竹林保全の取組みについてのお話を伺いました。

    合馬たけのこは北九州市を代表するブランド食材のひとつで、旬の時期は京都をはじめ高級料亭等でひっぱりだこです。

    合馬たけのこをはじめ、小倉南区産のたけのこは柔らかく、えぐみがないのが特徴で、それを作り出すのは「土」が決めてです。合馬地区周辺の土は赤土で保湿力が高く、また酸性であるため、白く美しいたけのこが収穫できるのです。

    農家さんにとって、その美味しいたけのこを育む大切な土や竹林の整備は欠かせません。竹林は放置しておくと、竹が生い茂り、地面に日光が届かなくなり、竹自体も弱ってきます。また、竹が進路を遮るため、たけのこを取りに行くことができなくなります。

    しかし、竹林の整備は手作業で行うためかなりの重労働であり、高齢化した農家さんの手には負えなくなってきました。
    そこで、とみ川商店では、大切な地域の資源であるたけのこを守っていくため、2009年から地域のみなさんと一緒に竹林整備の活動をはじめました。毎年10月~3月にかけて活動し、これまで、30町(9万坪)を整備しました。しかし、高齢化は深刻であり、これからも整備事業を続けていくには、労働力の提供等みなさんの支援が必要とのこと。
    おいしいたけのこを生産し続けるため、みなさんのご協力をお待ちしております。

    ↓合馬たけのこの注文や竹林の保全活動については、とみ川商店にお問合せください。
    とみ川商店㈱ 電話:093-562-4170 URL:http://tomikawa-shouten.co.jp/

    合馬たけのこは、今からが食べごろ。
    合馬観光たけのこ園では、たけのこの収穫体験のほか、とれたての合馬たけのこを味わえる「合馬茶屋」もオープンしています。ぜひ、お試しください!
    ○合馬観光たけのこ園 住所:北九州市小倉南区大字合馬1187番地 電話:093-451-0977
     3月18日(土)~5月7日(日)9:00~16:00 入園料:大人300円 子ども100円
    ○合馬茶屋
     2月25日(土)~5月7日(日) ※1日限定100食 http://ohma.jp/index.html

    他にも、とれたて合馬たけのこを味わうには、
    ○合馬竹膳 住所:北九州市小倉南区徳吉南4-5-3 電話:090-3322-7653
     3月18日(土)~ 11:00~14:00 月曜休(3、4月は無休)
    ○護聖寺  住所:北九州市小倉南区辻三307 電話:093-451-1116
     12:00~16:00(要予約) 不定休

  • 【取材報告】明治27年創業 松中醬油本店を訪ねました

    更新日:2017.02.28  発言者:チームジモイチ

    日本料理には欠かせない醬油。
    全国的に有名な醬油から、地元にしか流通していない地域限定の醬油まで、さまざまな醬油があります。

    かつて全国で6000のお醬油屋さんがあったと言われていますが、
    食生活の変化とともに醬油の消費が少なくなり、現在では1300へと減少しています。
    そんな中、北九州市内には明治や大正時代に創業した13のお醬油屋さんが残っています。

    地域の食文化を支えるお醬油屋さんの一つ、今でも醬油蔵を持ち天然醸造を行っている、
    明治27年創業の「松中醬油本店」を訪ね、松中さんから醬油のお話を伺いました。


    室で作られる醬油のもととなる麹

    「今では数少ない昔ながらの醬油製法を守り続けています」と語る松中さん。
    醬油は、蒸した大豆と炒った小麦で麹を作り、その麹と塩水で仕込んだ「もろみ」を熟成させ、
    その「もろみ」を搾り、最後に甘み等を添加、瓶詰めするという工程で作られます。

    最近では技術の発展により、半年で熟成させることも可能ですが、
    ここでは約2年かけて昔ながらの天然醸造を行っているとのことでした。
    取材した当日は、小麦を炒る作業、麹をつくる作業を行っていました。


    松中醬油の熟成させているもろみ

    1年前に仕込んだ「もろみ」です。
    「もろみ」は仕込み棒を使って攪拌させ、麹菌や酵母、乳酸菌の働きで更に熟成させることで、
    醬油特有の香りや味が深まっていくとのことです。

    「もろみ」を搾ったものを「生揚げ(きあげ)」といい、生醤油が出来上がります。
    最後に生揚げの味を調整して、九州の甘い醬油になります。


    松中醬油に残る大きな木樽

    生揚げの味を調整する、直径2メートルほどの大きな木樽です。
    「これは自分が子どもの頃には既にあった木樽で、今でも現役で使っています。
    当社では昔ながらの道具を使い、伝統的な醬油づくりと味を守り続けています。」と、
    松中さんから醬油づくりにかける思いを伺うことができました。

    「松中醬油本店」
    住所:北九州市小倉南区中曽根東1丁目6-1
    電話:093-471-7010
    営業時間:8時~17時
    http://www.matsunaka.co.jp/

    それ以外の福岡県内のお醬油屋さん
    福岡県醤油工業協同組合のHPをご覧ください。
    http://fukuoka-as.jp/

    取材日 平成28年2月17日

  • 【取材報告】北九州市菓子組合が取り組む「とよみつ姫」のお菓子

    更新日:2017.02.28  発言者:チームジモイチ

    市内の和菓子・洋菓子44社(正会員)で組織されている北九州市菓子組合。
    菓子組合では4年前から、福岡県産のブランドいちじく「とよみつ姫」を使った商品開発に取り組んでいます。
    北九州市菓子組合事務局長「ひですけ餅本舗中村屋」の中村さんにお話を伺いました。

    「とよみつ姫」を使った商品開発は、福岡県が「あまおう」に次ぐ新たなブランドとして強く押していたことがきっかけです。
    その後、農家の方とお会いして、いちじくは実が軟らかく、収穫時に傷んだり、破損したりして3割が廃棄され、「味は変わらないのに販売できないいちじくを是非使ってほしい」と言われ、商品開発への思いを強くしたそうです。

    菓子組合中村さんとWILL学生さん

    組合有志で商品開発に取りかかり、平成27年、和・洋の菓子メーカー6社(現在7社)で、それぞれ「とよみつ姫」を使ったお菓子の販売を開始しました。

    和・洋のそれぞれの菓子メーカーの持ち味を活かし、シフォンケーキ、焼き菓子、焼きドーナツ、お饅頭など、バラエティ豊かな商品が開発されています。イベントでは6社の商品を詰め合わせたセット商品も販売しています。
    いちじくには上品な甘みがあり、購入した方からは、「子どもの頃に食べていたいちじくの味がする」「懐かしくて美味しい」など好評を得ているとのことです。

    昨年、更にPRするために、「とよみつ姫」のゆるキャラが登場。
    「福岡のブランドいちご「あまおう」に次ぐ、第2の名産品として「とよみつ姫」を盛り上げて行きたい」と、中村さんは熱く語ってくれました。

    とよみつ姫のお菓子

    「ひですけ餅本舗中村屋(本店)」
    住所:小倉南区若園1-22-12 電話:093-931-1855
    営業時間:9:00〜19:00(日曜日9:00~12:00)

    「とよみつ姫」のお菓子を開発しているメーカー(ひですけ餅本舗中村屋以外)
    西洋菓子チムチム 住所:門司区黄金町5-15 電話:093-391-0027
    とみの菓子工房ブレーメン 住所:小倉北区上富野5-3-19 電話:093-511-6264
    ドルチェ 住所:門司区栄町7-1 電話:093-321-4700
    果摘 住所:小倉北区大手町12-4 電話:093-582-8765
    メルヘン 住所:門司区柳町2-2-24 電話:093-391-5494
    入江製菓 住所:八幡西区陣ノ原2-8-10 電話:093-621-2835(詰め合わせには入っていません)

    取材日:平成29年2月9日

  • 【取材報告】キタキュウマン 西南女学院大学に現れる!

    更新日:2017.02.24  発言者:チームジモイチ

    西南女学院大学WILLの学生さんたちと、北九州の食をテーマにしたコンテンツづくりを開始して1ヶ月。
    月に2回開催している会議で、どのようにしたら手にとってもらえるか、PRに繋がるかなどを議論しています。
    「インスタ風にしてみては?」「冊子は持ち歩かない。SNSとの連動を重視してみては?」など、日頃からSNSを使い慣れている学生さんの意見を聞いて「なるほど!」と感心しています。

    そんな会議の中で「イケメンの男性に「あ~ん」と食べてもらうシーンを入れたい」との要望がありました。
    イケメン=キタキュウマンということになり、事情を話したところ写真撮影を快諾してもらいました。

    当日は、素顔のラフな姿/変身した姿で、焼きカレーやぬか炊き、トマト等数種類の食材を食べてもらうところを撮影しました。間近でみるキタキュウマンはやはりイケメンで、WILLの学生さんたちは恥ずかしそうに「あ~ん」としていました。


    キタキュウマンと食べてもらう(1)


    キタキュウマンに食べてもらう(2)

    冊子になった場合、表紙は学生さんたちが「あ~ん」と食べさせているシーン、裏表紙はそれを食べるキタキュウマンというものになります。
    これまでの市が作るものでは考えられない斬新なアイデアで、とても楽しみです。


    WILL集合写真

    キタキュウマンの撮影以外に、WILLの集合写真や菓子組合への取材など盛りだくさんの内容となりましたが、WILLの皆さんには最後までご協力いただきました。
    また、西南女学院大学での取材許可、キタキュウマンの控室確保など、西南女学院大学の須藤先生、髙橋先生にも大変お世話になり、ありがとうございました。

    取材日 平成29年2月9日

  • 【取材報告】馬島に行ってきました。

    更新日:2017.02.22  発言者:チームジモイチ

    今回は、小倉にある離島の1つ「馬島」を取材しました。
    馬島は人口30人ほど、平均年齢60歳以上の島で、ほとんどの世帯が漁業と農業を営んでいます。主な産物というと、海産物は甲イカ、タコ、アワビ、サザエのほか、海草類(ワカメ、ヒジキ、アカモク)は収穫の他、加工もしています。また、農産物は馬島の砂の多い土地に合わせてわけぎや紫蘇が栽培されています。

    今日は、北九州市漁業協同組合馬島支所の岩本地区代表理事と西田さんに馬島で収穫・加工しているワカメのお話を伺いました。

    ワカメの収穫は春で今から旬を向かえます。塩蔵ワカメは年間を通して流通していますが、旬の時期は「新物」が出回ります。
    市場に流通しているワカメの約9割は養殖ワカメですが、馬島で加工しているワカメは全て天然。漁師さんが小船に乗って、わかめを竹の先にひっかけ1株1株切り取って・・・と、収穫が大変なため、量が少ないのです。
    試食をいただいたところ、生ワカメのようなしっかりとした歯ごたえで、味わいにも厚みがあります。
    関門海峡は流れが速く栄養が豊富で、そこで育ったワカメは味が濃厚。また、製造方法にも秘けつがあり、ワカメの水分を極限まで抜いているため、加工後の品質劣化がほとんどありません。

    パッケージも素敵なデザインで、東京の伊勢丹でテストマーケティングを行った際も好評をいただきました。市内で購入する場合は小倉駅の新幹線口で販売中です。
    塩蔵とは思えないフレッシュな食感をぜひ、お試しください!

    馬島はわかめやわけぎの他にも「猫」で有名です。近頃は海外から猫を見るために来るお客さんもいるとのこと。
    馬島の猫はボランティアさんにお手入れされているため毛並みがよく、観光客にも愛嬌を振りまいています。
    のんびりと、猫がお迎えする島「馬島」までは小倉からフェリーで約20分です。
    (フェリー時刻表)

    http://www.city.kitakyushu.lg.jp/san-kei/file_0043.html

  • 地元いちばん「美食の宴」開催しました。

    更新日:2017.02.21  発言者:チームジモイチ

    2017年2月20日(月)①12:00~ ②18:30~
    千草ホテルにて、「美食の宴」開催しました。

    桜と菜の花で「春」爛漫をイメージした会場の中、「関門海峡たこ」「大葉しゅんぎく」「豊前本ガニ」「合馬たけのこ」などなどの地元を代表する食材に季節に合わせた趣向を凝らし、ご提供いただきました。
    それぞれの素材の持つ力が存分に引き出されており、地元食材の「魅力」が輝いていました。

    ご来場のみなさまからも「こんなに地元のおいしいものを食べることができて幸せ」「絶対にまた参加したいです」など、ご満足の感想をいただきました。

  • 【取材報告】小倉伝統のぬか床とぬか炊きを学びました。 更新日:2017.02.20

    更新日:2017.02.20  発言者:チームジモイチ

    みなさん、ご自宅にぬか床はありますか?
    小倉城下では、江戸時代からぬか床が広まったと言われており、市内では「百年床」も珍しくありません。また、そのぬかみそで

    魚を炊いたぬか炊きは伝統食品であり、郷土料理として親しまれています。
    今も各家庭で大事にされているぬか床とぬか炊きの食文化について、ぬか床専門店槇乃家代表の波多野淳子さんにお話を伺いました。

    波多野先生にぬか床の歴史や成分等について教わりました。

    波多野さんは日ごろからぬか床教室や大学での講義等を通して、ぬか床を広める活動をされています。
    きっかけは、20年以上前、地元産業の元気がだんだんなくなっていく様子を感じ、「なんとかしたい」と思っていたところ、ぬか床に鉄を入れるとナスの色が良くなるということをふと思い出しました。その主婦のちょっとしたアイデアから地場産業の鉄と小倉に昔から伝わる「ぬか床」を組み合わせ「鐵やづけ」というネーミングの調理用補助器具(お料理に使う鉄)を開発したところ、全国推薦観光土産品審査会で日本観光協会会長賞を受賞しました。

    「鐵やづけ」

    ナスの形。いろいろな「鐵」あります。

    波多野さんのぬか床は、鉄分補給の「鐵やづけ」以外にも山椒、とうがらし、柑皮等の香り高い香辛料が入った熟成ぬか床です。また、漬けるのも朝取れたての選びぬかれたお野菜です。ぬか炊きに使う魚も鮮度のよい脂の乗ったものを探して毎日魚屋さんに通っています。

    「北九州の人はとてもぜいたく。舌を肥やしていて食べ物にこだわりがある。海の幸・山の幸に恵まれて素材がすぐに手に入る環境は大きなメリット」と地元産にこだわります。

    ぬか床教室もいつも盛況で募集をするとすぐに定員よりも多くの応募があるとのこと。
    ぬか床を育てることを通し、ぬか床の栄養的知識を学ぶことで、健康維持につながる「食」に対する関心が高くなります。特に小さな子どもには身体にやさしい良いものを食べながら、本物の味を覚え、健康でいて欲しい。どの家庭にもぬか床を育てて欲しいと願いながらぬか床食文化を広めています。

    ぬか漬けとぬか炊き

    「槇乃屋」
    住所:小倉南区長行西一丁目974-4 電話:093-452-2222 11:00~17:00 日・月・火休
    「ぬか炊き」についてはこちら

  • 【取材報告】小倉焼うどん研究所 所長の竹中さんにお話を伺いました

    更新日:2017.02.15  発言者:チームジモイチ

    北九州でお馴染みの「焼うどん」は、小倉が発祥。
    終戦直後、鳥町食堂街にある「だるま堂」の店主が焼そば用のそば玉がなかったので、干しうどんを使って出したところ、大好評だったのが始まりとされています。

    小倉発祥の「焼うどん」を切り口に街おこしへ取り組んでいる、小倉焼うどん研究所所長の竹中さんに「焼うどん」にかける熱い思いを伺いました。

    小倉発祥焼うどん

    きっかけは、竹中さんがホテルマンだった時、遠方から来た方に「北九州らしい食べ物」のことをよく聞かれていたことからだそうです。
    当時、小倉牛や合馬たけのこ等のブランド食材はありましたが、高価だったり、旬の時期が限られたりと、気軽に紹介できるものがありませんでした。
    そんな時、「焼うどん発祥の地の名は小倉だった」ことに気付き、「焼うどんのイベントをしよう!」と考えました。
    2001年、当時竹中さんが所属していたまちづくり団体の“北九州青年みらい塾”で「小倉焼うどん研究所」を立ち上げて、イベントや広報をすることにしました。
    2002年10月、既に全国的に有名になっていた「富士宮やきそば」と小倉城で対決した「天下分け麺の戦い」を開催し、メディアからも注目されるイベントとして大成功!
    その後、B-1グランプリを始め、市内外のイベントに出店し、「小倉発祥焼うどん」を広めています。

    小倉の焼うどんは、基本的にうどん・豚バラ・キャベツ・あじ・さば節等を使いますが、具材や作り方に「これ」という形はありません。
    家庭でもお店でもそれぞれの味があります。特に、お店ではウスターソースではなく、中濃ソースにオイスターソースを加えるなどソースの調合を工夫したり、背あぶらを入れてコクを出す、駄菓子のイカ天を入れて味を変化させるなど、さまざまな作り方があります。
    最近では、「クリームソースの焼うどん」「カレー焼うどん」「焼かない焼うどん」など、これまでにない新たな焼うどんを提供するお店もあるとのことです。

    和羅部店主近谷さんとWILLの学生さん

    取材では、小倉の和羅部(わらべ)にお邪魔させて頂きました。
    昭和59年創業の32年を超えるお店で、近谷さんご夫婦で切り盛りしています。
    一銭洋食が有名なお店ですが、昔ながらの焼うどんも楽しむことができます。
    「和羅部(わらべ)」
    住所:北九州市小倉北区京町2-6-16 電話:093-541-3401
    営業:11時30分~22時30分(不定休)

    焼うどん いただきます!

    小倉を中心に市内で食べられる店舗を、「小倉焼うどん研究所」のホームページで紹介(現在、45店舗掲載)しています。いろいろな小倉発祥焼うどんをお楽しみください。

    小倉焼うどん研究所のホームページはこちら

    取材日 平成29年2月3日

  • 【取材報告】「お菓子」をテーマにした観光スポット「北九州スイーツヴィレッジ」

    更新日:2017.02.06  発言者:チームジモイチ

    昨年12月にオープンした「菓匠きくたろう」ご存知ですか?
    20種類の「かりんとう」をはじめ、できたてのお菓子を提供するお洒落な和菓子やさんです。
    看板には「北九州スイーツヴィレッジ」と書かれていますが・・・
    「北九州スイーツヴィレッジ」の、その大きな構想について、
    株式会社しんこうの越野社長にお話を伺いました。

    株式会社しんこうは1950年、「越野商店」としてかりんとうの生産をはじめ、ドーナツやどんど揚げなど菓子の製造卸として全国のスーパーなどに自社のお菓子を供給しています。なんと、あの、凍らして「パキッ」と折るアイスのシェアは日本一です。
    創業60年余、丹精こめてお菓子をつくってきましたが、8年前、「つくったお菓子でお客様が喜ぶ顔を直接みたい」と、お菓子を直売する「ファボリ」を立ち上げました。
    そして今回、創業時のお菓子「かりんとう」を復活させ、「できたてを提供したい」と「菓匠きくたろう」をオープンさせました。
    マカロンのようなお饅頭やキラキラ光る宝石のような「あんこの雫」など、和菓子と洋菓子の両方のよさを兼ね備えたラインナップはお客様の声を聞きながら開発したものとのこと。これからも新製品をどんどん開発していく予定です。
    また、今月15日からは野菜を中心としたお料理の提供も始めるとのこと。

    「しんこう」「ファボリ」「きくたろう」・・・さらにこれからも「産業観光」や「体験型ファクトリー」など、「お菓子」を中心とした事業展開を進めお菓子を中心とした観光拠点「北九州スイーツヴィレッジ」構想を進めていきます。

    構想は、「観光」の視点以外にも、「6次産業化」「食育」「子育て」「交流」「地域貢献」「IT」なども含めた「12次産業化」、また、地域での雇用を増やし「日本一働きやすいお菓子やさん」を目指しています。

    「北九州スイーツビレッジ」は「おいしさで笑顔をつくる」を合言葉にお菓子で地域を元気にする取組みです。

    「菓匠きくたろう」
    住所:小倉南区上曽根新町11-11 電話:093-474-6006 9:00~19:00 不定休


    スイーツヴィレッジ


    見た目も美しい和菓子です。

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